李歐 (講談社文庫)
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2011年11月17日に更新
書籍情報
- ページ数:
-
522ページ
- 参照数:
- 46回
- 登録日:
- 2011/11/17
- 更新日:
- 2011/11/17
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内容紹介
惚れたって言えよ―。美貌の殺し屋は言った。その名は李欧。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに二十二歳。しかし、二人が見た大陸の夢は遠く厳しく、十五年の月日が二つの魂をひきさいた。『わが手に拳銃を』を下敷にしてあらたに書き下ろす美しく壮大な青春の物語。
書籍情報提供: Google Books
obakenomoon
Lv.81
魚住すくも
Lv.151
2002年読了
こまきよ
Lv.129
このミスベスト10 1993年版10位の「わが手に拳銃を」を文庫化するにあたり、大幅に加筆修正されタイトルまで変わっちゃったやつ。文庫でないと読みにくいのでこっちにしました。この人の病的なまでに丁寧でリアルな描写が今まで合わなかったんだけど、この本は少し理解できたかも。それでもやっぱりテーマとか物語の展開のリアリティのなさに描写との違和感を感じてしまう。人気作家でありこのミス常連だし、知り合いでも今まで読んだ中で「マークスの山」が一推しという人もいるし、天一のラーメン見たいに麻薬的な魅力はありのかも。表現の深さが違うのかも知れないけど、同じような暴力や同性愛などの倒錯的世界の描写は、ボクには花村萬月の方が美しく感じてしまいます。読んでるときに、この作者の顔や話しかたが浮かんできてしまうのがマイナスになってるのかも。