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崖の国物語〈4〉ゴウママネキの呪い (ポプラ・ウイング・ブックス)

崖の国物語〈4〉ゴウママネキの呪い (ポプラ・ウイング・ブックス)

ポール スチュワート

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レビュー

schazzie
schazzie
2015年11月読了
再読。崖の国物語(1)~(3)までの原因や発端となる事柄を扱った、いわば謎解きの巻。神聖都市の立つ浮遊石を舞台に、トウィッグの父・雲のオオカミの少年時代のクウィントと、母になるマリスの出会いから、ゴウママネキの出現と、それを解き放ってしまうまでがスリル満点に語られる。主人公がどうこうではなく、謎解きにもなるそれぞれのエピソードや、浮遊石そのものの構造の秘密が明かされるのが面白い。ちなみにクウィントの父、トウィッグの祖父も空賊で、風のジャッカルという。
miyan
miyan
2015年12月読了
時系列が戻ります。
今度の主人公はトゥイッグの父親であるクウィントが
主人公となります。

ここで2~3巻目の事柄がつながってきます。
どうして父親がサンタフラクスにいることとなったのか、
そして…おや?どこかで見たことのある名前が
出てきますね。

あの性悪な怪物である
ゴウママネキがどうしてトゥイッグに付きまとってくるかは
この巻を読めばわかってくることでしょう。
でも、これって遠まわしに大人への警告となります。
そう、サンタフラクスである人物が行ったことは
今の時代でも「絶対に」、絶対に行ってはいけません。
それを破ったがゆえにこの悪魔が出てきたのです。

続きが気になるところですが
どうやら、次は時系列が違うみたい。
(それ以前に、外伝があるので)

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