この本について
新宿でオカマの「閻魔」ちゃんと同棲して、時々はガールフレンドとも会いながら、気楽なモラトリアムの日々を過ごす「ぼく」のビデオ日記に残された映像とは...。第84回文学界新人賞を受賞した表題作の他に、長崎の高校水泳部員たちを爽やかに描いた「Water」、「破片」も収録。爽快感200%、とってもキュートな青春小説。
みんなの評価
3.3
5
4
3
2
1
レビュー
最後の息子、良かったです。アウトサイダーな人たちの話なんだけど、みんないい人で、読んでて幸せだった。三本目のwaterも、風が吹いているを彷彿とさせるスポーツもので、しかも競泳ってところがグッときた。ハッピーエンドだし、青春もの！
最後の息子はなんか皆可哀想。それぞれの考え方があるけど主人公はちゃらんぽらんでこんな人間になりたくないと強く思います。閻魔ちゃんの性格はやっぱり中性的な考え方なので、好きです。
破片は夏から夏の終わりと過去と現在を混ぜながらの物語で夏の終わりが寂しいなと思わせるものでした。
Waterは青春と水泳部それぞれの思いがとても若々しく感じました。博多弁の言い回しが馴染みがないので新鮮でした。自分がスタートに立つのも、自分が決めるのも大事なこと。面白かった
破片は夏から夏の終わりと過去と現在を混ぜながらの物語で夏の終わりが寂しいなと思わせるものでした。
Waterは青春と水泳部それぞれの思いがとても若々しく感じました。博多弁の言い回しが馴染みがないので新鮮でした。自分がスタートに立つのも、自分が決めるのも大事なこと。面白かった
この本を読んでいる人（9人）
読書ステータス
読了
9人
