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遺体: 震災、津波の果てに (新潮文庫)

遺体: 震災、津波の果てに (新潮文庫)

石井 光太

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この本について

あの日、3月11日。三陸の港町釜石は海の底に沈んだ。安置所に運び込まれる多くの遺体。遺された者たちは懸命に身元確認作業にのぞむ。幼い我が子が眼前で津波にのまれた母親。冷たくなった友人...。悲しみの底に引きずり込まれそうになりながらも、犠牲者を家族のもとへ帰したい一心で現実を直視し、死者の尊厳を守り抜く。知られざる震災の真実を描いた渾身のルポルタージュ。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2014年4月読了
震災があったのが3年前だと言うのにも驚きを感じます。当事者じゃないためなのか…。

タイトル通り、震災を「遺体」と言う視点で切り取った一冊です。

遺体を搬送する役所の方、検死を行う歯科医、葬儀を取り仕切る葬儀社の方、県外の火葬場に遺体を移送する消防団の方、そして、祈りを捧げる僧侶。

なんと言うか、忘れてはいけないことなんだなと思いました。

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