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天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)

天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)

上橋 菜穂子

4.5
13人が登録
1件のレビュー

この本について

ロタとカンバルがうごいた!北の諸国のうねりを背に、瀕死の故国へ帰還するチャグムに父との対決の時が迫る。緒戦の犠牲となったタンダの行方を必死に探し求めるバルサ。大地が揺れ、天変地異が起こるとき、金の鳥が空を舞い、地を這う人々の群れは、ひたすらに生きのびようとする。―十年余りの時をかけて紡ぎだされた大河物語の最終章『天と地の守り人』三部作、ついに完結。

みんなの評価

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レビュー

ぴのこ
ぴのこ
2012年2月読了
最後2冊一気に読んでしまった。

シリーズ通してバルサとタンダの距離が近くなっていって、でもその関係がそのものずばりの言葉で出たのが最後の最後、しかも「つれあい」って表現だったっていうのが、ぐっときた。「きたーーー!!」みたいな。
そのものずばりの言葉で表現してしまうのは簡単だけど、関係の定義になってしまう。恋人とかっていう直接的な表現がなくて、でもちゃんと関係がわかるっていう、作者の上橋さんの筆力にやられました。

ほかの本も文庫にならないかなー。
電子書籍でもありがたいのだけど。

読書ステータス

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