この本について
最高に甘美で残酷な女子大河小説の最高峰。三浦しをん、小説最新作。
みんなの評価
3.3
5
4
3
2
1
レビュー
女子高生の往復書簡、わたしも中高生時代、授業中に手紙を回して、帰ってからも長電話したなぁ~と思い出しながら読んでいたのだが、だんだんレズビアンの話になり女子高って恐い、気持ち悪い、もう読みたくないと思い途中で一度やめてしまった。でもまあせっかく借りたしと思って最後まで読んでよかったかな。特に40代になってからのメールのやり取りがよかった。ふわふわと少女みたいなはながどんどんかわっていく。はなのことを綿あめと例えていたけど芯が通っていて行動力のあるのははなだった。ののの切ない気持ちに共感してしまい、ここでおわり?と思った。はなの無事を祈らずにはいられない。相手のことを思いやるのに同性も異性もないのかな。人として。
この本を読んでいる人(5人)
読書ステータス
読了
5人