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草迷宮 (岩波文庫)

草迷宮 (岩波文庫)

泉 鏡花

4.7
4人が登録
2件のレビュー

この本について

幼な子の昔、亡き母が唄ってくれた手毬唄。耳底に残るあの懐かしい唄がもう一度聞きたい。母への憧憬を胸に唄を捜し求めて彷徨する青年がたどりついたのは、妖怪に護られた美女の棲む荒屋敷だった。毬つき唄を主軸に、語りの時間・空間が重層して、鏡花ならではの物語の迷宮世界が顕現する。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2010年9月読了
雰囲気が大好きだ…
いわゆる「妖怪もの」です。
後半のほうにその妖怪は
姿を現します。

妖怪とその家にいる美女…
妖艶な雰囲気にまさにぴったりですね。
そこで出てくる手毬唄もまた
神秘的でありました。

読書ステータス

読了 4人

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