海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)
この本の所有者
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
読書履歴
AIが見つけた似た本
「海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
円環少女 7 (7) (角川スニーカー文庫 153-9)
長谷 敏司
東京を恐怖に染めたテロリストとの戦いを終え、ニセ教師としての日常を取り戻した仁だったが、“公館”からの離脱により専任係官の任を解かれ、封印魔導師メイゼルも彼の管理下から外されてしまった。新たな道を歩み...
ミキシング・ノート―鋼殻のレギオス8 (富士見ファンタジア文庫 143-13)
雨木 シュウスケ
ついに『彼女』はやって来た。超鈍感王レイフォンの幼なじみにして、『本妻』と噂される、リーリン・マーフェス。二人きりで過ごすのは本当に久しぶりで、リーリンにとっては何よりも待ち望んでいたことのはずだった...
「三月のライオン」「よつばと」「銀の匙」に並んで待ち遠しく思っているこの漫画。ちかちゃんの妊娠が発覚し、すずの鎌倉での最後の夏がはじまる。いよいよ最終巻に向けて伏線を回収しまくって、といった位置づけの本刊。チカちゃんの妊娠に、「おめでとう」と駆けつけるわけでもなく、新巻鮭を送ってくる頓珍漢なお母さん。そのことに微妙に傷つく母を知らないチカちゃん。そして、ちかちゃんの代わりに怒る周囲の人々が印象的。そして、1巻で父親の葬儀の喪主をすずにさせなかったように(名シーン)、父親の看取り方について後悔するすずに、「いいトシした大人がふたりで考えて決めたことよ。夫婦の間のことはあたしたち子供にはどうすることもできないの。だからもうこのことは言いっこなし。わかった?」と、の幸の子供を子供のままでいさせることが大人の責任であることを示す台詞がこの刊の白眉。絶対に期待を裏切られない最終巻となり、このシリーズが大傑作と位置付けられるであること予感に満ち満ちた本刊である。