メニュー
不幸にする親―人生を奪われる子ども

不幸にする親―人生を奪われる子ども

D. ニューハース

この本の所有者

3人が登録
3,796回参照
2009年6月26日に更新

書籍情報

ページ数:
270ページ
参照数:
3,796回
登録日:
2009/05/31
更新日:
2009/06/26
所有者:
taka_aki taka_akiさん

この本を共有する

📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
毒になる親の解説本とも補完するための本とも読めなくもない。

何にしてもためにはなります。

・情緒不安定ですぐ怒りを爆発させる親は、「いつ怒りだすかわからない」という不安を植えつけることで子どもを支配する
・心が健康な親の態度には、子どもの心をはぐくむ愛情を示す、子どもの人間性を尊重する、子どもは励まされる、などがある
・コントロールばかりする親に態度には、子どもに与える愛情には条件がついている、子どもの人間性を尊重しない、子どもは嘲笑される、などがある
・コントロールばかりする親の子どもにはゆがみが生じる
 1.権力や能力についての見方のゆがみ
 2.感情や感覚、願望に関するゆがみ
 3.考えのゆがみ
 4.人間関係に関する感覚のゆがみ
 5.アイデンティティーに関する感覚のゆがみ

・家族への忠誠心を見直す
・時には、身体的な暴力が親子の唯一の接触であることがある。なんてこったい。
・「責任を果たせない親」は、自分に期待させないことで責任や要求から逃れようとするが、いつも縮こまって生きている。
・子どもを精神的に虐待する親は、高利貸しが『お金』を使うのと同じように『罪悪感』を使う。
・コントロールばかりする親は以下のことを認めない
 −この世には、私より力のある人はいくらでもいるし、私がコントロールできない状況はいくらでもある
 −この世には、私を必要としない人や私を問題にしない人がたくさんいる
 −時間が過ぎていくことや、死や病気などは、私たちを謙虚にする。人間である以上、それは避けられない。
・人間的に成長し、心を癒す9つの道
 1.情熱を注げることを見つける
 2.世の中に自分の居場所を作る
 3.自分の感情を大切にする
 4.自分を失わずに他人とのつながりを深める
 5.自分に限界をもたらしている考えは何かを知る
 6.自分をもっと好きになる
 7.今現在を生きる
 8.心身をいたわる
 9.他人や周囲の状況をコントロールしたがる欲求を減らす

ふむーって感じ。人間て汚くて、醜くて、しょーもなくて、でも、それでも生きていくんだ人間なんだって改めて。

読書履歴

2009/06/26 270ページ
2009/06/26 190ページ
2009/06/26 174ページ
2009/06/26 150ページ
2009/06/25 142ページ
2009/06/25 132ページ
2009/06/25 130ページ
2009/06/25 118ページ
2009/06/25 64ページ
2009/06/24 46ページ

他3件の履歴があります

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します