不幸にする親―人生を奪われる子ども
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失敗学のすすめ (講談社文庫)
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毒になる親の解説本とも補完するための本とも読めなくもない。
何にしてもためにはなります。
・情緒不安定ですぐ怒りを爆発させる親は、「いつ怒りだすかわからない」という不安を植えつけることで子どもを支配する
・心が健康な親の態度には、子どもの心をはぐくむ愛情を示す、子どもの人間性を尊重する、子どもは励まされる、などがある
・コントロールばかりする親に態度には、子どもに与える愛情には条件がついている、子どもの人間性を尊重しない、子どもは嘲笑される、などがある
・コントロールばかりする親の子どもにはゆがみが生じる
1.権力や能力についての見方のゆがみ
2.感情や感覚、願望に関するゆがみ
3.考えのゆがみ
4.人間関係に関する感覚のゆがみ
5.アイデンティティーに関する感覚のゆがみ
・家族への忠誠心を見直す
・時には、身体的な暴力が親子の唯一の接触であることがある。なんてこったい。
・「責任を果たせない親」は、自分に期待させないことで責任や要求から逃れようとするが、いつも縮こまって生きている。
・子どもを精神的に虐待する親は、高利貸しが『お金』を使うのと同じように『罪悪感』を使う。
・コントロールばかりする親は以下のことを認めない
−この世には、私より力のある人はいくらでもいるし、私がコントロールできない状況はいくらでもある
−この世には、私を必要としない人や私を問題にしない人がたくさんいる
−時間が過ぎていくことや、死や病気などは、私たちを謙虚にする。人間である以上、それは避けられない。
・人間的に成長し、心を癒す9つの道
1.情熱を注げることを見つける
2.世の中に自分の居場所を作る
3.自分の感情を大切にする
4.自分を失わずに他人とのつながりを深める
5.自分に限界をもたらしている考えは何かを知る
6.自分をもっと好きになる
7.今現在を生きる
8.心身をいたわる
9.他人や周囲の状況をコントロールしたがる欲求を減らす
ふむーって感じ。人間て汚くて、醜くて、しょーもなくて、でも、それでも生きていくんだ人間なんだって改めて。