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村上春樹は、むずかしい (岩波新書)

村上春樹は、むずかしい (岩波新書)

加藤 典洋

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12,831回参照
2016年4月30日に更新

書籍情報

ページ数:
256ページ
参照数:
12,831回
更新日:
2016/04/30
所有者:
zooko012 zooko012さん

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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
言っていることが間違っているとは思わない。難しすぎるわけでもない。村上春樹の歴史的変遷もそれなりに追いかけ、それ相応に真摯に村上春樹に向き合っているとは思う。でも、他の村上春樹に関する言説がそうであるように、結局、村上春樹の小説のまわりをグルグル回るだけ。なぜ村上春樹の小説に魅了されるのかについて(伏線を回収できず批判されている小説ですらそのへんの凡百の小説より魅力的なのだ。とにかく記憶に残る)、腑に落ちる説明にはなっていない。結局のところ、(もちろん最近のは駄作がたくさんあるけど)、村上春樹の小説そもののの方が遙かに豊穣なのだ。

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