📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
AIが見つけた似た本
「師父の遺言」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ
本書は...金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにでき...
金閣寺
三島 由紀夫
1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、...
凍りのくじら (講談社文庫)
辻村 深月
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そし...
家、家にあらず (集英社文庫)
松井 今朝子
江戸北町奉行同心・笹岡伊織の娘瑞江は、おば様と呼んでいる御年寄職・浦尾の勧めで、大名砥部家奥御殿に奉公へ。否応なく、陰湿ないじめや、長局内の勢力争いに巻き込まれていく。折しも、砥部家に勤める女が役者と...
故武智鉄二の最後の弟子だったという時代小説作家・松井今朝子の評伝・自叙伝。武智歌舞伎やわいせつ映画など、破天荒な才人であった武智鉄二に興味があったので、読んだが、負けず劣らず、松井今朝子の来し方が面白い。歌舞伎役者の遠縁にあたる祇園の料亭に生まれる。里子に出されたこともある。学園闘争時代の早稲田に入学し、学者の道から、松竹を経て、演劇フリーライターへ。その後武智鉄二の最後の弟子となり、近松座の脚本・演出に携わる。その果てに時代小説作家へ。読んでいて思ったのは、松井の頑固な腰の据わった強さ、こわさ。そのある意味男のような松井が女として惚れるのだから、武智鉄二は男として魅力的な人だったのであろう(臨終の場で、奥さんがいるにもかかわらず、会わせてくれと泣き崩れ執拗に迫る場面に複雑な思いが籠もる)。松井の時代小説も面白いと思うが、武智に限らず、演劇・歌舞伎の制作現場の生き証人として、ノンフィクションを出して欲しいと思った。