メニュー
初恋 (光文社古典新訳文庫)

初恋 (光文社古典新訳文庫)

トゥルゲーネフ

この本の所有者

10人が登録
17,600回参照
2011年4月23日に更新

書籍情報

ページ数:
184ページ
参照数:
17,600回
更新日:
2011/04/23
所有者:
zooko012 zooko012さん

この本を共有する

📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
昔の恋愛小説は、ドラマチックな内容が語られていても、黴臭い骨董品みたいで、血が通った感じがしない。また、「ツルゲーネフ」という爺さん・頑固者めいた語感、「父と子」など他書の題名から想像される印象も相まって、より、本書を敬遠していた。しかしながら、小川洋子(「心と響き合う読書案内」)が薦めていたので、読んでみた。新訳ということもあろうが、いやいや、瑞々しいこと!驚いた。少年ウラジミールの、そして、少年が恋い焦がれる6歳上の奔放な侯爵令嬢の、それぞれの、淡くはない運命の初恋と、その顛末が、リアルに瑞々しく描かれる。他の登場人物の造形も個性的で、本当に面白く、あっという間(1時間くらいか?)に読み終えてしまった。

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「初恋 (光文社古典新訳文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

70.5%
青年のための読書クラブ

青年のための読書クラブ

桜庭 一樹

東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が...

10人 5

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します