内容紹介
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
人は恋をする。
時に激しい感情を抑えきれなくなります。
特に多感な時期に恋をすれば。
恋というものは
人を盲目にさせます。
それは主人公の青年を見れば明らか。
そして愛情を独占したいが故の
嫉妬も初めて恋をしてからこそ。
最後はすごくさびしい。
でもね、彼女はそういう人だったんですよね。
AIが見つけた似た本
「初恋 (光文社古典新訳文庫)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
初ものがたり (新潮文庫)
宮部 みゆき
鰹、白魚、鮭、柿、桜...。江戸の四季を彩る「初もの」がからんだ謎また謎。本所深川一帯をあずかる「回向院の旦那」こと岡っ引きの茂七が、子分の糸吉や権三らと難事件の数々に挑む。夜っぴて屋台を開いている正...
アンナ・カレーニナ〈1〉 (光文社古典新訳文庫)
レフ・ニコラエヴィチ トルストイ
青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られた...
アンナ・カレーニナ〈2〉 (光文社古典新訳文庫)
レフ・ニコラエヴィチ トルストイ
官僚としての体面と世間体を重んじる夫の冷酷な態度に苦しみながらも、アンナはヴロンスキーとの破滅的な愛に身を投じていく。愛するゆえに苦しみ悩んだ結論は...。一方、新しい農業経営の理想に燃えるリョーヴィ...
イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
乾 くるみ
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて...。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)...
スプートニクの恋人 (講談社文庫)
村上 春樹
22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきま...
風の歌を聴け (講談社文庫)
村上 春樹
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ...
アンナ・カレーニナ〈4〉 (光文社古典新訳文庫)
レフ・ニコラエヴィチ トルストイ
「そうだ、死ぬんだ!...死ねば全部が消える」。すべてをなげ捨ててヴロンスキーとの愛だけに生きようとしたアンナだが、狂わんばかりの嫉妬と猜疑に悩んだすえ、悲惨な鉄道自殺をとげる。トルストイの代表作のひ...
冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)
江國 香織
穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。これが私の本当の姿なのだろうか。誰もが羨む生活の中で、空いてしまった心の穴が埋まらない。10年前のあの雨の日に、失ってしまった何よりも大事な人、順正。...
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
森見 登美彦
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!...
ちいさな王子 (光文社古典新訳文庫)
サン=テグジュペリ
砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」。その前に突然現れた不思議な少年。ヒツジの絵を描いてとせがまれたぼくは、ちいさな星からやってきた王子と友人になる。王子の言葉は、ずっと忘れていた、たくさんのことを思い出...
昔の恋愛小説は、ドラマチックな内容が語られていても、黴臭い骨董品みたいで、血が通った感じがしない。また、「ツルゲーネフ」という爺さん・頑固者めいた語感、「父と子」など他書の題名から想像される印象も相まって、より、本書を敬遠していた。しかしながら、小川洋子(「心と響き合う読書案内」)が薦めていたので、読んでみた。新訳ということもあろうが、いやいや、瑞々しいこと!驚いた。少年ウラジミールの、そして、少年が恋い焦がれる6歳上の奔放な侯爵令嬢の、それぞれの、淡くはない運命の初恋と、その顛末が、リアルに瑞々しく描かれる。他の登場人物の造形も個性的で、本当に面白く、あっという間(1時間くらいか?)に読み終えてしまった。
短いけれども心に染み渡る名作。
人は恋をする。
時に激しい感情を抑えきれなくなります。
特に多感な時期に恋をすれば。
恋というものは
人を盲目にさせます。
それは主人公の青年を見れば明らか。
そして愛情を独占したいが故の
嫉妬も初めて恋をしてからこそ。
最後はすごくさびしい。
でもね、彼女はそういう人だったんですよね。