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海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)

海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)

吉田 秋生

この本の所有者

1人が登録
26,944回参照
2014年7月12日に更新

書籍情報

ページ数:
191ページ
参照数:
26,944回
登録日:
2014/07/12
更新日:
2014/07/12
所有者:
zooko012 zooko012さん

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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
「迷うことができるのは居場所があるから」。サッカーの特待生入学の誘いを受けるか受けないか揺れる四女すず。軽くみていたはずの上司坂下への恋心を自覚する次女佳乃。鎌倉で暮らす四姉妹を中心としつつ、同級生、同僚、行きつけの喫茶店や飲み屋のマスターなどの平凡な人々の心の機微をじんわりとかき分ける本書は、やはり大傑作。次作は、「大事なものを指と一緒に置いてきた」ヒラヤマを再訪する三女千佳ちゃんの彼氏・スポーツ店主の話が中心となると思われる。楽しみ。あと、千佳ちゃんの話が読みたい。

【2014年上半期マイベスト】
「しんがり山ー山一証券の最後の12人」
「シークレットレース」
「宇宙船とカヌー」
→ 何か全体的にイマイチ。圧倒的に面白い小説読みたいのだけど!!

【付記ー映画】
海街daiaryの映画を見た。女優陣のキャスティングはいずれも大成功。特にチカちゃん役の夏帆がよい。鎌倉の町並みも季節感もよい。脚本も悪くない。でも、漫画から生まれる圧倒的には感動には及ばない。映画(動画)では、漫画に特徴的な静と動のコントラスト、吉田秋生の心を打つモノローグを表現し得ないからだ。映画の方が優れているといえば、日本家屋の表情、それに、家の畳上の4姉妹の無造作なふくらはぎの生々しさか。

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