
赤目四十八瀧心中未遂
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2014年6月15日に更新
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
面白くないわけでない。文章も悪くない。でも、ひっかかる。世に評価されているらしいこの小説について、この作家は1冊しか読んでないのに偉そうにくさすのもどうかと思うが、以下、その感想を書いておく。
① 既視感あり。ストーリーも、私小説としてはありきたり
② 「業」「落ちる」「闇」「汚さ」「弱さ」「人生」とか、世間に対する違和感とか、そのような言葉を直接的に多用すべきではないだろう
③ 私小説としての新味、削っていって残るその作家固有の真実(?)みたいなのが感じられない
④ 結局、「ためにする」私小説なのではないのか
東京から来て生島の人生を「見物」に来た山根が、生島、セイ子さんを前に、何を言っても、「OK、OK」というところは面白かった。
① 既視感あり。ストーリーも、私小説としてはありきたり
② 「業」「落ちる」「闇」「汚さ」「弱さ」「人生」とか、世間に対する違和感とか、そのような言葉を直接的に多用すべきではないだろう
③ 私小説としての新味、削っていって残るその作家固有の真実(?)みたいなのが感じられない
④ 結局、「ためにする」私小説なのではないのか
東京から来て生島の人生を「見物」に来た山根が、生島、セイ子さんを前に、何を言っても、「OK、OK」というところは面白かった。
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