異説 忠臣蔵 (傑作時代小説叢書)
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📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
物語が進むという異色もの。
吉良を追う役割をおおせつかったのが
決して腕のいい男ではないところがポイント。
しかし関わる人間の
狡猾なことこの上なし。
敵も強力なものばかり。
ある男に関してはとにかく強烈です。
最後の最後まで「つわもの」であり続けましたから。
ただし、結末には不満が残るかも。
読書履歴
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もし吉良が生きていたら…の設定で
物語が進むという異色もの。
吉良を追う役割をおおせつかったのが
決して腕のいい男ではないところがポイント。
しかし関わる人間の
狡猾なことこの上なし。
敵も強力なものばかり。
ある男に関してはとにかく強烈です。
最後の最後まで「つわもの」であり続けましたから。
ただし、結末には不満が残るかも。