世界屠畜紀行
この本の所有者
📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)
屠畜とは「屠殺」を言い換えた言葉。殺すというイメージが先行してしまっているのをどうにかしたいと思っている著者の方の想いが込められています。
他の本を読んでみても、やっぱり、こういった食肉を取り扱う人々を差別するってコトは、もう、思考停止しているとしか思えないんですよね。
この本では、日本に限らず韓国、バリ、エジプト、イスラム世界、アメリカ、国内でも沖縄、東京などあちらこちらに行った著者の方の体験談が、ふんだんなイラストとともに説明されています。非常に分かりやすいです。屠畜の光景や、現場で働いている人々の表情がよく伝わってきます。
読書履歴
AIが見つけた似た本
「世界屠畜紀行」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
世界ぐるっと肉食紀行 (新潮文庫)
西川 治
肉。それはジューシーでおいしく、噛むたびに尊い命をいただく喜びが湧き上がってくる。ミラノの巨大な牛カツレツ、韓国の屋台でしゃぶりつく豚足、モンゴルの捌きたての羊、柔らかな沖縄のラフティ、幼いころに食べ...
羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫)
村上 春樹
あなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。その後広告コピーの仕事を通して、耳専門のモデルをしている二十一歳の女性が新しいガール・フレンドとなった。北海道に渡ったらしい“鼠”の手紙か...
羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫)
村上 春樹
美しい耳の彼女と共に、星形の斑紋を背中に持っているという一頭の羊と“鼠”の行方を追って、北海道奥地の牧場にたどりついた僕を、恐ろしい事実が待ち受けていた。一九八二年秋、僕たちの旅は終わる。すべてを失っ...
なかなか読み応えのある一冊でした。
屠畜とは「屠殺」を言い換えた言葉。殺すというイメージが先行してしまっているのをどうにかしたいと思っている著者の方の想いが込められています。
他の本を読んでみても、やっぱり、こういった食肉を取り扱う人々を差別するってコトは、もう、思考停止しているとしか思えないんですよね。
この本では、日本に限らず韓国、バリ、エジプト、イスラム世界、アメリカ、国内でも沖縄、東京などあちらこちらに行った著者の方の体験談が、ふんだんなイラストとともに説明されています。非常に分かりやすいです。屠畜の光景や、現場で働いている人々の表情がよく伝わってきます。
肉は日々口にしているのに、知らない世界でした。屠畜について何も知らなかった自分に少しショックを受けました。都市化された中で生きていると、知らなくてもすんでしまうことですが、知るべきというか、私は知っていたいと思いました。