鬼平犯科帳〈2〉 (文春文庫)
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斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊たちには“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は義理も人情も心得た苦労人であ。彼を主人公に、さまざまな浮世の出来事を描き出し、...
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横なぐりに脇差をたたきつけてきた。かわしきれなかった。浅手ながら左肩を切り裂かれた平蔵。「鬼平。お前もこれまでだな」闇の底から、網切の甚五郎の声が聞こえた。...鬼平の危機せまるスリルを描く「兇賊」を...
鬼平犯科帳〈8〉 (文春文庫)
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相模の彦十の様子がこのごろ何となくおかしい。むかしとった杵柄というやつかもしれぬ。人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ。彦十をみはる平蔵、密偵たちの活躍を描く「むかしなじみ...
鬼平犯科帳〈11〉 (文春文庫)
池波 正太郎
同心・木村忠吾が男色の侍に誘拐されて...「男色一本饂飩」。平蔵が乞食浪人に化けて大立廻り...「土蜘蛛の金五郎」。盗んだ三百両を人知れず返しにゆく老盗人の名人芸...「穴」。地震にさえ腰を抜かす弱虫...