
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)
この本の所有者
書籍情報
- 著者:
- ロバート・B. パーカー
- ページ数:
-
288ページ
- 参照数:
- 63回
- 登録日:
- 2011/09/26
- 更新日:
- 2011/09/26
- 所有者:
-
urycoさん
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探偵の「疑似父子物」である。敬愛する「スゴ本ブログ」で絶賛されていたこと、アマゾンの書評も非常によかったので、読むことにした。とにかく、キメ台詞満載である。「いいか、自分がコントロールできない事柄についてくよくよ考えたって、なんの益にもならないんだ」「何が得意かというより得意なものがあることが重要なんだ」etc。ごもっとも。だが、自分には、「自分の目の前で服を脱がなかった女はいない」「俺に惚れるということは困難も引き受けることだ」などなど、古き良き時代のハードボイルド臭が鼻につくのも事実であり、時折笑ってしまった。良書であることは疑いないし、感動する人がいることもわかるが、自分には、同じ探偵ものでも、ライトでユーモアのある「ストリードキッズ」(ニールケアリーシリーズ)とかの方が肌にあう。

最初に読んだスペンサーシリーズ。おしゃべりな探偵ですが、なるほどっと、納得出来るダンディズムを随所に散りばめられた名言は中々素敵です!