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レビュー

zooko012
2011年4月読了
探偵の「疑似父子物」である。敬愛する「スゴ本ブログ」で絶賛されていたこと、アマゾンの書評も非常によかったので、読むことにした。とにかく、キメ台詞満載である。「いいか、自分がコントロールできない事柄についてくよくよ考えたって、なんの益にもならないんだ」「何が得意かというより得意なものがあることが重要なんだ」etc。ごもっとも。だが、自分には、「自分の目の前で服を脱がなかった女はいない」「俺に惚れるということは困難も引き受けることだ」などなど、古き良き時代のハードボイルド臭が鼻につくのも事実であり、時折笑ってしまった。良書であることは疑いないし、感動する人がいることもわかるが、自分には、同じ探偵ものでも、ライトでユーモアのある「ストリードキッズ」(ニールケアリーシリーズ)とかの方が肌にあう。
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読書ステータス
読了
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