
毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
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書籍情報
- 著者:
- スーザン フォワード
- ページ数:
-
328ページ
- 参照数:
- 104回
- 登録日:
- 2011/08/01
- 更新日:
- 2011/08/01
- 所有者:
-
みほさん
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内容紹介

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これはいろいろと考えさせられました。
正直、自分自身の中にも「歪み」があるなーとは思っていたこともあり、この本を読んでハッとさせられること度々でした。
幸運にもなのか、なんなのか、親から暴力を受けたことは無いですけど、それに関連するトラウマ的なものは持ってるんだよなーってコトで。
と、この本タイトル通り「毒になる親」の元で人生を過ごしてきた人達にカウンセリングを20年以上行ってきたセラピストの方がいろいろな対処法を記した一冊です。以下はメモ書き。
・「怒り」は向けるべき相手に向けなくてはならない
・コントロールしたがる親の多くは自分が必要とされなくなることを恐れているため、子どもの心のなかに非力感を植え付け、それが永久に消えないようにと望む。
・父(母)の暴力をとめない母(父)も結果的には虐待の消極的協力者になっている
・言語化されていない「ものの考え」は、本人の意識のうえにも上らないまま、知らないうちに人生に対する基本的な態度を支配する強い力を持っている
・「毒になる親」を許す必要はない
・自分を防衛するために相手を攻撃しない。例「あなたが賛成してくれないのは残念ですが」、「がっかりさせて申し訳ないけど」
・スポーツや運動など、身体的活動をする。身体をよく動かすことで筋肉をほぐすと、心にたまった怒りもほぐれてくる
・自分の責任を取る
・「毒になる親」との”対決”の目的は以下のようなことではない
>親に復讐するため
>親を罰するため
>親をけなすため
>自分の怒りをぶちまけるため
>親から何かを引き出すため
・”対決”の真の目的はつぎのようなこと
>親と正面から向き合い、はっきりと話をすること
>そのことへの恐怖心を、これを最初で最後のこととして勇気を出して乗り越えること
>親に真実を語ること
>親と今後どのような形の関係を維持することが可能かを判断すること
・子供に謝れる親になる



20011020第1刷発行
20100823第27刷発行
講談社
講談社➕α文庫
Amazon古書
19990300
毎日新聞社刊行
文庫化再編集
20160209入手