内容紹介
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乃南アサの『涙』という小説が好きなのですが、その原点(?)オマージュ先(?)のこの作品は読んだ事がなくて。遅ればせながら手に取りました。
やっぱり謎解きが先行している感があって、登場人物の心情がいまいち掴みきれない部分があったのだけれど、でも面白かったです。
ラスト十数ページはどんでん返しと緊迫感で息が詰まりそうでした。
やるせないっちゅーかなんちゅーか。
生きる誇りってやつを少し考えさせられました。。。
ずうずうしいながらこの作品で思わず推理を
働かせました。
答えは予想通りの犯人でしたが
この作品、犯人当てゲームには使ってはいけません。
恥ずかしいことをしてしまいました。
(巨匠に失礼だわ)
今でこそ日本は平和です。
ネット網の発達はいい意味でも、悪い意味でも
恩恵をもたらしています。
だけれども、その昔の歴史の裏では
貧しい生活ゆえに苦労をさせられた女性が
いることを忘れてはいけません。
その風潮を「堕落」とさげすんだ人もいますが
そういうことをいえましょうか。
彼女らは間違いなく、今日、明日を生きるのに
必死だったはずです。