
書籍情報
- 著者:
- 延明·?, 健·新倉
- ISBN:
- 4562026499
- ページ数:
-
532ページ
- 参照数:
- 45回
- 登録日:
- 2025/10/04
- 更新日:
- 2025/10/04
- 所有者:
-
餼羊軒さん
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読書履歴
2025/10/04
70ページ
p68 私有性は男系社会と共に発展したと埋葬品を根拠として語られる。
2025/10/04
66ページ
pp65-67 採取経済から農耕経済への移行の中で、男系社会へと変化し、夫婦の同居生活や、一夫一妻制の確立や、子孫への財産相続が行われるようになったと云う。
2025/10/04
53ページ
p53 半坡人の集落は環壕集落であり、他所との戦に備えていたらしい。本邦では弥生時代になり、身分制社会の到来となって、クニごとの争乱が勃発するようになったが、彼の地では身分格差は無いとされる原始共産制社会と並行して集団間の戦いが発生するようになったのだろうか。疑問の抱き所である。
2025/10/04
52ページ
pp50-52 原始共産制社会では全ての財産は共有であったと語られる。ここはタバロックの記事を読んでおかねばなるまい。https://econ101.jp/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%8C%E5%8E%9F%E5%A7%8B%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%88%B6%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1-%E7%A7%81%E7%9A%84/
2025/10/04
50ページ
p50 新石器時代の母系氏族社会では、夫婦はそれぞれの出自の氏族集団の下で住み、夫は妻の集団に参加することはできなかったと云う。夜に夫が妻の許を訪ねるのみであったとの由。
2025/10/04
49ページ
p35 漢土に於いては、旧石器時代末期に骨針が発明されたことで、皮革や樹皮や木の葉を縫い合わせて服を作り得るようになったとの由。
p38 新石器時代に入った磁山・裴李崗文化では既に農耕が行われていたと云う。
p44 西安の半坡遺跡の陶鉢には20-30種類の記号が見られ、文字の起源の可能性があると。
p46 伝説によると、嘗て人類は鳥の巣に着想を得て、樹上に居を構えていた、これを有巣氏の時代と云うが、この旧石器時代の樹上生活より発展して新石器時代の高床式住居となったとの由。正直な所この件りは半信半疑である。
2025/10/04
20ページ
p19 「人類の体質の進化も、思想や言語の発生も、社会組織の発展もすべて労働と密接に関連している。」労働の意義を重んじたこの説明にはマルクス主義の影を見ざる得ない。
2025/10/04
13ページ
pp4-6 この件りには、日本神話の天地開闢や三貴神誕生への影響が見て取れる。
2025/10/04
2ページ
p2 漢土の歴史に於いて猿人の生活していた時代は旧石器時代にあたり、新石器時代初期中期は母系社会、後期は父系社会の時期にあたるとの由。
2025/10/04
1ページ
原書は、1991年に浙江省少年児童出版社より出版された、龔延明 編『絵画本 中国通史』シリーズである。体裁としては、王朝ごとに時代を区分して、各時代ごとに政治・経済・科学技術・文化・社会生活の5つに分けて叙述している。原書編者曰く、合わせれば通史となり、分ければ断代史となる、との由。
監修者の岡田英弘は、正史とは、皇帝支配の正当性の証明の歴史であり、民国以降を記していない本書も亦、皇帝の歴史を語る伝統的な正史に属すると評価する。
本書を見るに華人は『史記』の枠組みから脱していないとかや、華人にとって歴史とは政治に奉仕すべきものであって、その歴史は単純な事実の記録ではなく、政治的立場の主張であるなどと、岡田節が炸裂している。
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