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独ソ戦 絶滅戦争の惨禍

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍

大木毅

この本の所有者

(4.0)
6人が登録
421回参照
2020年2月27日に更新

書籍情報

著者:
大木毅
ページ数:
270ページ
参照数:
421回
登録日:
2020/02/16
更新日:
2020/02/27
所有者:
s_iwk s_iwkさん

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読書履歴

2020/02/27 270ページ
2020/02/26 153ページ なお、日本では、作戦自体を遂行するわざが作戦術であると誤解されることが多い。しかし、作戦術はむしろ戦略次元の下部、もしくは戦略次元と作戦次元の重なるところに位置するものであることを強調しておきたい。
2020/02/24 85ページ だが、戦争準備と国民の生活水準維持という二兎を追ったことは、ナチス・ドイツの国内政治に緊張をもたらすことになる。
2020/02/24 32ページ しかし、ここまでみてきたように、「バルバロッサ」作戦は、はたしてヨーロッパ・ロシアの染料はスターリン体制の瓦解につながるのか、一度、あるいは複数の会戦でソ連軍主力を撃滅できるのか、長大な距離にわたる機動を維持するための兵站態勢を構築できるかといった、さまざまな問題を真剣に検討しないままに立案された、純軍事的に考えても、ずさんきわまりない計画にすぎなかった。ドイツの将軍や参謀は、プロフェッショナルとしてなすべき、醒めた敵情判断さえも怠っていたのだ。

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