📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
読書履歴
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「応仁の乱と日野富子」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 善意の指針は悪意 2 (2)(電撃文庫 い 9-2)
入間 人間
入院した。僕は殺人未遂という被害の末に。マユは自分の頭を花瓶で殴るという自傷の末に。二人が入院した先では、患者が一人、行方不明になっていた。その事件は当初、僕にとって問題となるべき事柄ではなかった。数...
新訂 徒然草 (岩波文庫)
西尾 実
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...
普通の歴史書とはまったく異なる、主観てきな記述が大半を占める、珍しい本。一条兼良の記述が詳細で、興味深い。後半は、日野富子と天皇との噂を巡る七夕歌合せに大半が割かれている。歌の解釈も両者と将軍との三角関係を主軸にしており、独特のもの。応仁の乱を解決に導いたと言う日野富子の活躍を期待していたら、そちらは簡単に済まされており、やや肩透かし。