
悲劇週間―SEMANA TRAGICA (文春文庫)
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ハタチの頃の堀口大學をモデルにした恋愛&青春&歴史小説?と言ってしまっていいのかな・・・。
しょっぱなから登場人物が大物ぞろいのオールスター!そしてとにかくスケールでかくてロマンチック☆☆☆
異国の地も、革命も、戦争も、詩も言葉も恋もすごくロマンチックで、心に重く響いて、熱に浮かされたような気分で読んでいました。
ヒロインのフエセラがチャーミングで魅力的で、主人公の大學も真っ直ぐなのにすっとぼけてておかしみがあって、そんな二人の恋はすがすがしかった。
戦火の中でも翻弄されまいと凛と立つ二人の姿は、希望のように思えました。
恋に別れ、歴史に戦争、革命に血はつきもの。
でも希望があった。そんな物語でした。
読み終わったあと、はればれとした切なさを感じました。