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微睡みの海 (単行本)

微睡みの海 (単行本)

この本の所有者

(4.0)
2人が登録
110回参照
2018年6月6日に更新

書籍情報

ページ数:
290ページ
参照数:
110回
登録日:
2018/06/06
更新日:
2018/06/06
所有者:
Satori Satoriさん

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内容紹介

2010年春、東北の港町・仙河海市の美術館で働く笑子は、半ば眠ったように平穏な生活を送っていた。副館長、菅原との情事だけが、平和な日常の句読点―しかし、昔勤務していた中学の教え子、祐樹との再会が笑子を長い眠りから覚ます。年上と年下、ふたりの男性との激しい性愛に身を投じ、ゆるやかに自分を壊してゆく笑子。交錯する三人の思いとは何の関係もなく、四季は美しく巡ってゆく―ように見えたが、ついに「その日」がやってくる―東北在住の直木賞作家が描く2010‐2011、北の港町。3・11を目前に、生命を燃やし求め合う男女三人、肉体の純愛小説。
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2018/06/06 290ページ

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