AIが見つけた似た本
「雨ン中の、らくだ」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
川の深さは (講談社文庫)
福井 晴敏
「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた...
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...
先日亡くなった談志の弟子志らくの談志との日々を綴った自叙伝である(談春の「赤めだか」の青めだかバージョン)。自分は志らくの落語を聴いたことがないが、この本を読んで、改めて聴いてみよう!という気にはとてもならない。以下この本の概要。
① 談志は天才である
② 談志は何よりも、狂気(イリュージョン)である点において、天才で価値がある。
③ その談志が、志の輔でも談春でもなく、狂気の後継者、最大の理解者として、自分を指名した。
④ そんな自分は偉い。凡人には自分を理解できまい。
⑤ 高田文夫も嵐山光三郎も大林宣彦も皆自分のことを天才だと言っている
端的に言えばコンプレックスに裏打ちされた自慢本である。。。
こんなところも談志に似ているのかも・・。しかし、痛い本だ・・と、興味深くあっという間に読み終えた。その意味では書籍としては成功しているかも。
【エッセイ・ノンフィクション2011ベスト】
1 「アフリカの日々」ディーネセン(人生のNO1かも)
2 「どうして羽生さんだけがそんなに強いのですか」「シリコンバレーから将棋をみる」梅田望夫(将棋、面白し)
3 「旅をする木」等一連の星野道夫著作(素晴らしい)
4 「聖の青春」大崎善生
5 「小澤征爾さんと、音楽について話をする」村上春樹
6 「パリ左岸のピアノ工房」T.E. カーハート
7 「ぼくはこうやって詩を書いてきた」谷川俊太郎
8 「山登りはじめました」鈴木ともこ
9 「エンデュアランス号漂流」ランシング