
内容紹介

読書履歴
AIが見つけた似た本
「置かれた場所で咲きなさい」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
東京てくてくすたこら散歩
伊藤 まさこ
「今日はギャラリーフェブ(そら豆)に行こうかな」晴れた日にぽっかりと予定があいたなら、ギャラリーをのぞいてカフェでお茶を飲もう。街のパン屋さんから森の美術館まで、私の好きなお散歩コース。
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...

つまらない事でイライラしていた時に出会った素晴らしい本。曇ってた心がほんの少しでも晴れた様な気がした。また、行き詰まった時は再読しようと思う。
自分の良心の声=王さまの命令に従いなさい。
つまり、良いことをするように、悪いことを避けるように。
ここを読んで思い出したのはソクラテスのいうダイモン。
カトリックのシスターである渡辺和子さんの言葉は、今に受け入られている。
ソクラテスは、国の信仰する神々ではなくて、別のダイモニアを信仰することを教えて若者を腐敗させた罪で死刑になった。
時代が違うとはいえ、惜しい。
ピーター・フランクル「夜と霧」からの引用もあった。希望を持ち続けること。自分のいのちに意味を与えること。ともに大切なメッセージだ。
坂村真民の「冬が来たら」の冬を老年に見立てるのはわかりやすい。
印象に残ったのは、
「信頼は98%。あとの2%は
相手が間違った時の
許しのために取っておく」
100%信頼することは、相手にとっても負担になる。
人間は間違う生き物ですもんね。
著者の自分に厳しく他人に温かい生き方を感じさせる書でした。

一生の終わりに残るものは、我々が集めたものでなく、我々が与えたものだ。
神は決して、あなたの力に余る試練を与えない。
老いは人間をより個性的にするチャンス。
人間関係にしても、徐々に量から質に変わってゆく。
あいさつは「あなたを大切な人」と伝える最良の手段。
信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく。
この世に完璧な人間などいない。心に2%のゆとりがあれば、相手の間違いを許すことができる。
言葉はいつまでも生きものであれ。相手を生かし、自分も力づけられる、血のかよった、ぬくもりのある言葉を、そして、その言葉が使える自分を、無機質なものの溢れる中で、しっかり守ってゆきたい。

2回読了























