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置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

渡辺 和子

4.3
26人が登録
4件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

Mizue
Mizue
2012年6月読了
つまらない事でイライラしていた時に出会った素晴らしい本。曇ってた心がほんの少しでも晴れた様な気がした。また、行き詰まった時は再読しようと思う。
くるみ
くるみ
2013年3月読了
自分の良心の声=王さまの命令に従いなさい。
つまり、良いことをするように、悪いことを避けるように。
ここを読んで思い出したのはソクラテスのいうダイモン。

カトリックのシスターである渡辺和子さんの言葉は、今に受け入られている。
ソクラテスは、国の信仰する神々ではなくて、別のダイモニアを信仰することを教えて若者を腐敗させた罪で死刑になった。
時代が違うとはいえ、惜しい。

ピーター・フランクル「夜と霧」からの引用もあった。希望を持ち続けること。自分のいのちに意味を与えること。ともに大切なメッセージだ。

坂村真民の「冬が来たら」の冬を老年に見立てるのはわかりやすい。

印象に残ったのは、
「信頼は98%。あとの2%は
相手が間違った時の
許しのために取っておく」

100%信頼することは、相手にとっても負担になる。
人間は間違う生き物ですもんね。

著者の自分に厳しく他人に温かい生き方を感じさせる書でした。
あっぷるすーぷ
あっぷるすーぷ
2014年8月読了
一生の終わりに残るものは、我々が集めたものでなく、我々が与えたものだ。

神は決して、あなたの力に余る試練を与えない。

老いは人間をより個性的にするチャンス。
人間関係にしても、徐々に量から質に変わってゆく。

あいさつは「あなたを大切な人」と伝える最良の手段。

信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく。
この世に完璧な人間などいない。心に2%のゆとりがあれば、相手の間違いを許すことができる。

言葉はいつまでも生きものであれ。相手を生かし、自分も力づけられる、血のかよった、ぬくもりのある言葉を、そして、その言葉が使える自分を、無機質なものの溢れる中で、しっかり守ってゆきたい。

読書ステータス

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