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イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)

イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)

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(5.0)
3人が登録
277回参照
2017年1月11日に更新

書籍情報

ページ数:
364ページ
参照数:
277回
登録日:
2016/06/12
更新日:
2017/01/11

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内容紹介

19世紀ロシアの一裁判官が、「死」と向かい合う過程で味わう心理的葛藤を鋭く描いた「イワン・イリイチの死」。社会的地位のある地主貴族の主人公が、嫉妬がもとで妻を刺し殺す―。作者の性と愛をめぐる長い葛藤が反映された「クロイツェル・ソナタ」。トルストイの後期中編2作品。
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読書履歴

2017/01/11 364ページ
2016/11/01 159ページ

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miyan
miyan Lv.239

2つの「死」をテーマにした中編作品。
どちらの作品も生きていくうえで
考えさせられる作品です。

私が最も惹かれたのは
「クロイツフェル・ソナタ」のほう。
性と愛というものを扱っていて
その複雑さをリアルに描いています。

人はその「性」を知らない方が
ある意味幸せなのかもしれません。
人殺しをした男が言うように。
だけれどもそんな純潔ばっかりは
人は言っていられないのも事実。

深いなぁ。

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