
イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)
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2013年8月31日に更新
内容紹介
19世紀ロシアの一裁判官が、「死」と向かい合う過程で味わう心理的葛藤を鋭く描いた「イワン・イリイチの死」。社会的地位のある地主貴族の主人公が、嫉妬がもとで妻を刺し殺す―。作者の性と愛をめぐる長い葛藤が反映された「クロイツェル・ソナタ」。トルストイの後期中編2作品。

📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
2つの「死」をテーマにした中編作品。
どちらの作品も生きていくうえで
考えさせられる作品です。
私が最も惹かれたのは
「クロイツフェル・ソナタ」のほう。
性と愛というものを扱っていて
その複雑さをリアルに描いています。
人はその「性」を知らない方が
ある意味幸せなのかもしれません。
人殺しをした男が言うように。
だけれどもそんな純潔ばっかりは
人は言っていられないのも事実。
深いなぁ。
どちらの作品も生きていくうえで
考えさせられる作品です。
私が最も惹かれたのは
「クロイツフェル・ソナタ」のほう。
性と愛というものを扱っていて
その複雑さをリアルに描いています。
人はその「性」を知らない方が
ある意味幸せなのかもしれません。
人殺しをした男が言うように。
だけれどもそんな純潔ばっかりは
人は言っていられないのも事実。
深いなぁ。
読書履歴
2013/08/31
364ページ
2013/08/29
213ページ
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