
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)
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脳腫瘍で余命わずかであることを宣告された僕が絶望的な気分で家に帰ってくると、ど派手な悪魔が待っていた。「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る。」という奇妙な取引を持ちかけてきた。世界からモノが消えていく。教育的な感動話にもっていくかと思いきや、悪魔も軽い調子、飼っている猫はござる口調とコミカルにすすめられさらっと読むことができるかな。こどもたちに薦めようと思う。わたしはといえば解説にじんときて泣いてしまった。大切な人をなくした経験があるかないかで読後感が違うと思った。


美しい。は、とても美しい。より 美しい。 「何かを得るためには何かを失わかければならない」 死や幸せ、日常、人との関わりについて熟考された思想を日常的な言葉でさらりと表現してしまう凄さを感じた。 ここ最近で一番の一冊。



2018/08/06