メニュー
母に縛られた娘たち

母に縛られた娘たち

片田 珠美

この本の所有者

1人が登録
718回参照
2015年8月12日に更新

書籍情報

ページ数:
214ページ
参照数:
718回
更新日:
2015/08/12
所有者:
karasu_u karasu_uさん

この本を共有する

📊 読書進捗 (karasu_uさんの記録)

2015/08/12 214ページまで

📝 レビュー (karasu_uさんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
パラパラと流し読み。
『家族という病』を立ち読みした時も思ったけれど、最近この手の本は客観的に病理を説きつつも巧みに「私」の体験談や心情を盛り込んで来る印象。
そのせいでエッセイの域を出ないというか、同じ悩みを持つ人間の「慰め」になっても、その悩みを理解出来ない人間を「説得」するには至らない。
けれど個人的に、親が大事と嘯く世代が「死ぬ気で働かない時点で甘え」と言って取り合わない「親の経済的制裁」に触れていたのが好印象。
女一人では死ぬ気で働いても稼げる賃金はたかが知れてるし、身体を壊したり寡婦になって、その時点で親兄弟がいれば、
そこで一気に貧乏になって出戻るしかない仕組みであると、働き盛りの男性や心身丈夫な女性には中々伝わらない。

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本 リアルタイムで分析しました

「母に縛られた娘たち」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

76.2%
裏庭 (新潮文庫)

裏庭 (新潮文庫)

梨木 香歩

26人 4.5
74.2%
ボトルネック

ボトルネック

米澤 穂信

15人 3
73.7%
私の男

私の男

桜庭 一樹

24人 3.3
73.7%
西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

梨木 香歩

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手...

180人 3.6