
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
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今回は太宰治の稀覯本を巡って書かれた長編。第6編。過去にさかのぼってロマネスクの会とはなにか、田中 嘉雄との関係はなにか、栞子の祖父である篠川 聖司や、以前彼が働いていた古書店の久我山家の人々、さらには五浦の祖母とまで話がつながる。研ぎ澄まされた自尊心の持ち主だった太宰は、生活能力のない自分、言い訳のできない失敗を繰り返す自分への絶望をかかえていた。「自身モテ生きヨ 生キトシ生クルモノ スベテ コレ 罪ノ子ナレバ」また太宰を読みたくなってきた。