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妖怪の民俗学 (ちくま学芸文庫)

妖怪の民俗学 (ちくま学芸文庫)

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1人が登録
2,416回参照
2010年10月24日に更新

書籍情報

ページ数:
269ページ
参照数:
2,416回
登録日:
2008/11/05
更新日:
2010/10/24
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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内容紹介

妖怪はいつ、どこに現われるのだろうか?妖怪の出てくる場所は決まっていて、特定の相手をえらばず、大勢の人間に対して何かを交渉しようとするという。―「都市の周辺」「たそがれ時」「若い女性」などはそのキーワードである。日本各地の調査と柳田国男・井上円了らの研究の再検討を通じて、様々な怪異現象を分析し、妖怪とは何か、妖怪のトポロジーとはどのようなものか、さらに都市空間の持つ魔性についても探究する。
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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
どういう経緯でこの本を買ったのやら。でも、興味深い内容。

どんな妖怪が?と言った話よりも、人が妖怪をどう捉えていたのかに主軸を置いた内容。

柳田邦男や井上円了など妖怪を研究した人々がどのように妖怪を研究したのか、過去にあった妖怪にまつわる話は実際のところどう言うことだったのか、ある意味科学的に分析を施しているとも言えるかと。

ネタとしては口裂け女や「辻」にまつわる話などなど。読み進めていくと自分自身が不思議な空間に行ってしまうような錯覚を覚えたのでした。

あと、明け方、夕暮れを「たそがれ」と言うのは「彼は誰か」と誰何することからきたってのはなるほどと。

読書履歴

2010/10/24 269ページ
2010/10/24 176ページ
2010/10/24 112ページ
2010/10/23 62ページ
2010/10/23 46ページ
2010/10/17 18ページ

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どういう経緯でこの本を買ったのやら。でも、興味深い内容。

どんな妖怪が?と言った話よりも、人が妖怪をどう捉えていたのかに主軸を置いた内容。

柳田邦男や井上円了など妖怪を研究した人々がどのように妖怪を研究したのか、過去にあった妖怪にまつわる話は実際のところどう言うことだったのか、ある意味科学的に分析を施しているとも言えるかと。

ネタとしては口裂け女や「辻」にまつわる話などなど。読み進めていくと自分自身が不思議な空間に行ってしまうような錯覚を覚えたのでした。

あと、明け方、夕暮れを「たそがれ」と言うのは「彼は誰か」と誰何することからきたってのはなるほどと。

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