
見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫)
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2014年2月12日に更新
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
1993年から仏像見物をしている、みうらじゅん・いとうせいこうの傑作「見仏記」の5巻目である。真に仏像を愛していなければ、20年も仏像を見る旅を続け、新刊がでるわけもない。「見仏記1」以降、類書は山のように出たが、所詮、バッタもん、「見物記」を前に、恥ずかしくないのかといいたい。本書こそ、和辻哲郎の名著「古寺巡礼」(今読んでもみずみずしく素晴らしい)の唯一の後継書だと思う。「見物記」の素晴らしい点は(いずれも周知のことではあるが)以下のとおり。
・みうらじゅんが小学生の時から仏像スクラップブックを作るほどの仏像マニアであること
・「感性」「ぼけ」のみうらじゅんと「観察者」「つっこみ」のいとうせいこうの名コンビ(その後これがスライドショーに発展)
・仲居さんに*モと間違われ、互いの両親を紹介するほどの、互いに対する敬愛の念
・仏像の見方の斬新な視点の提示
・脱線ぶりを含めての絵・文章のユーモア。
・20年を経てのコンビとしての歴史
本書は「ゴールデンガイド」編で本来なら有名仏をめぐるはずが、結局地方のマイナー仏巡りがメインに。(マイナーではないが)西日の差すお堂が素晴らしいという浄土寺は行ってみたい。
とはいえ、見仏記の頂点は1巻・2巻だと思うけれども。。
・みうらじゅんが小学生の時から仏像スクラップブックを作るほどの仏像マニアであること
・「感性」「ぼけ」のみうらじゅんと「観察者」「つっこみ」のいとうせいこうの名コンビ(その後これがスライドショーに発展)
・仲居さんに*モと間違われ、互いの両親を紹介するほどの、互いに対する敬愛の念
・仏像の見方の斬新な視点の提示
・脱線ぶりを含めての絵・文章のユーモア。
・20年を経てのコンビとしての歴史
本書は「ゴールデンガイド」編で本来なら有名仏をめぐるはずが、結局地方のマイナー仏巡りがメインに。(マイナーではないが)西日の差すお堂が素晴らしいという浄土寺は行ってみたい。
とはいえ、見仏記の頂点は1巻・2巻だと思うけれども。。
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