
夢幻花(むげんばな)
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七つの黒い夢 (新潮文庫)
乙一
天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗...
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発想の面白さは評価に値すると思うが、途中横溝か?松本清張の作品か?と思われる描写というか表現を感じるのは私だけなのかな・・ハードカバーにしなかったのは正解かも。




黄色い朝顔を巡る事件。
面白かった
黄色い朝顔は追いかけるな。子供の頃から父と兄要介が苦手な蒼太。蒼太の家族は朝顔市に行くのが恒例の行事だった。中二のときにそこで知り合った孝美と唐突に終わったつきあい。従兄弟の尚人が自殺しその祖父が殺された梨乃。祖父が生前大事に咲かせた朝顔を調べ謎を解明していく。都合良くつながっていく気もするが張り巡らされた伏線、飽きさせない展開にさすがとうなってしまった。負の遺産ね。お見事。

図書館

素晴らしい良作だった。
各人に適正な理由があるというのが何よりの評価点だ。
矛盾がない。
個々人がそれぞれの個性と避けられない理由をもとに考え、導き出した結論で行動しているというのが伝わる。
彼らが生きていると感じた。
上質なミステリー小説だった。






















