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新釈 走れメロス 他四篇

新釈 走れメロス 他四篇

森見 登美彦

この本の所有者

12人が登録
99回参照
2013年9月9日に更新

書籍情報

ページ数:
219ページ
参照数:
99回
登録日:
2013/08/29
更新日:
2013/09/09

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内容紹介

異様なテンションで京都の街を突っ走る表題作をはじめ、先達への敬意が切なさと笑いをさそう、五つの傑作短編。
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読書履歴

2013/09/09 30ページ ひょっとすると自分は凡人であろうかという恐怖が俺を引きずり廻した。本を読もうと手にとってはみたが、どれもこれものっぺりとした意味のない文章に思われて、俺には読むことができなかった。そのくせ自分では一文たりとも書けないのだ。そんな日々が延々と続いた。今までの自分を忘れて、他の生き方を見つけなければならないと考えた。しかしそれは死ぬも同然である。俺は自分の思い描いていた人生にあまりに自分の型を合わせすぎている。それを突き崩す方策はまったく思い浮かばなかった。
2013/08/30 19ページ 「あらゆる畜生の中でもっとも頭の良い生き方をしているのは猫に違いないが、あいつらが小狡いのも魚を喰うせいに違いないぞ」

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