
読書履歴
2013/05/17
380ページ
2013/05/06
41ページ
ハイデガーの用語では「存在論的差異」と言いますが、存在論的差異は言語では表現できないわけです。言語は、いってみれば、この差異を消すために存在しているからです。なぜそうなのか、といえば、それは言語というものは、いわば原初の道徳であって、われわれは言語を学ぶことで、みんな同じで、私自身も一人の人間にすぎない、という道徳的な世界観に入らせられてしまうからなのですが、それは今日ここでは論じることのできない、また別の問題です。p.41「<私>の死によって失われる<存在>」より
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