
Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
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書籍情報
- 著者:
- 西田 圭介
- ページ数:
-
288ページ
- 参照数:
- 110回
- 登録日:
- 2013/03/08
- 更新日:
- 2013/03/08
- 所有者:
-
takeknockさん
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内容紹介

読書履歴
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昔にGoogle File Systemの論文は一応読んだことがあったんですけど、今はそれからさらに相当進化してるんだなーと思った訳です。
Googleはその技術をすべて公開している訳ではないので、この本では「らしい」、「ようだ」の表現が散見されますが、それでも、相当深いところまで解説しているんじゃなかろうかと。
Google File Systemをはじめ、分散ストレージシステムBigtable、分散ロックサービスChubby、分散処理基盤技術MapReduce、そして、MapReduceを簡単に利用するための専用言語Sawzallなどなど。いつのまにそんなものまで…。
結構事細かに説明されているんですけど、はたと「そんな説明されても利用出来ないんじゃなー」とか思っていたんですけど、同様の技術をオープンソースソフトウェアとして実現しようとする「Hadoop」というプロジェクトがあるんですね。これが進めば一家に一組分散処理基盤!みたいなことになるのかも。
後半では、データセンターに関する考察や開発者たちの働きかたなどの説明が続きます。
前半だけでも結構読み応えがあるのに、後半もセットと言うことで何となくお得感を感じてしまったのでしたとさ。

おもしろい。分散システムの詳細ロジックよりも、電力費などの運用コスト削減のためのロジックや開発者のモチベーション向上などが個人的に興味深かった。SIer必読。