きいろいゾウ (小学館文庫)
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書籍情報
- ページ数:
-
488ページ
- 参照数:
- 303回
- 登録日:
- 2013/02/06
- 更新日:
- 2013/09/06
- 所有者:
-
jackdockさん
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内容紹介
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読書履歴
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田舎に暮らす若夫婦と、若夫婦を取り巻く人たちの行きて帰りし物語。
ツマはかわいいし、ムコは優しさと器の大きさを持っているし、主人公の二人ともに好感を持ちました。
そして主人公以上にアレチさんの話、グッナイベイビーの酔っ払いのおっさんのエピソードは泣けたなぁ。
前半部分は、少しずつ影の存在を匂わせつつもほのぼのモードが強かったので、なんだか天然コケッコーっぽい雰囲気だなぁと感じていました。
後半になって、少しずつ過去のことが明らかになって、ツマとムコの内面に迫る描写が多くなっていくのだけれど、ここでなんとなくどこかで読んだ事があるような恋愛小説に落ち着いてしまったのが少し残念・・・。
思弁的というか、自分の思いをうまく言葉に出来なくて持て余したり、それゆえに相手とすれ違ったり、暴走してしまったり。わたしはそんな人物にこそ一番切なさや愛着を感じるのだけれど、この主人公のツマには、愛着と、ちょっとだけ反発も感じました。ムコの昔の恋人にも。
上手く言えないけれども、持て余してる自分を支えてくれる愛する人に丸ごと預けてしまう人よりも、ぎりぎりでふんばって最後の意地で自分の足で立っている人の方が好き。
あなたがいなければ何も出来ない。という思いも情熱的で小説には必要な要素なのだろうけれど、自分には合わないな、ということです。
でもそこが一番の主題ではないし(クライマックスには違いないけれど)、全体的にほわほわとあたたかな雰囲気はすごく好きでした。
読むの楽しかったです。この小説。ムコさんみたいな人いいわぁ。
あ、あとムコ&ツマ家の食卓に並ぶ簡素だけど自然にかなった食事がやけに美味しそうだなぁと感じました。モッツァレラ・ばか食べたい~。
愛のある夫婦のちょっと不思議な物語
ほのぼの
ムコとツマはかわいいけれど、なんだか唐突。。。
西加奈子さんの描く様々な家族像の形。一気に読み終わった。
読むのにものすごく体力のいる本だった。暗すぎて正直疲れたし私には理解し難い部分ばかりだった。いや、でもすごくわかる気もする。誰の中にも陰と陽があって、それはいつも裏表だということ。ふとしたときに裏になり、そして表になる。それは気付かないんだけど、気付かないんだけど、いつも自分の中にあるということ。この人の本を読んで、他の人が見ている世界がどんなものか気になりました。
ぼくのツマ。
いい締めだわ。ちょいメルヘンやけど。ムコとツマのネーミングセンスが笑える。メガデスって(笑)