
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
この本の所有者
書籍情報
- 著者:
- 伊藤 計劃
- ページ数:
-
384ページ
- 参照数:
- 171回
- 登録日:
- 2013/02/05
- 更新日:
- 2013/03/05
- 所有者:
-
terapearchさん
この本を共有する
内容紹介

読書履歴
AIが見つけた似た本
「ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)
桜庭 一樹
西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った...。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシック...
七つの黒い夢 (新潮文庫)
乙一
天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗...

読書メーターに感想あり。
PC
http://book.akahoshitakuya.com/u/197408/commentlist
iPhone
http://i.bookmeter.com/u/197408/booklist
「でもね、みんなきっとそれに疲れてる。自分のことをいつもみんなに知らせてまわらなきゃならない社会に。自分が健康であること、健康に気を遣っていることをみんなに知らせてまわらなきゃやっていけない社会に。」
医療福祉のために自分の身体を監視するネットワークに接続している社会。監視社会の一形態。有用な技術も突き詰めていくと結局、ディストピアを作った。健康とか生命の善的なフレーズを掲げて社会や人間を抑圧していくシステムって現代社会にも結構多い。現代なんてかなり危ういバランスだけど、そこら辺は昔も未来も変わらないか。
ところで、自分の情報をいつでも開示しつづけて、信用度を引き上げ続ける社会は今すでに出来上がりつつある。原理的にはFacebookってこれだよね?mixiで一時期話題になったmixi疲れってのも情報開示疲れの亜種だろう。欧米人ってそうやって自分が自分であることを開示し続けて他人に承認されないと、精神的平穏を手に入れられないのかもしれない。他人が昔は神様っていうアイコンだったのだろうけど。神が死んだ社会だと人間同士でやるしかないわけだ。
うーん、二冊読んだことになるのですが、自分にはあまり合わないのかなーと思ったり。
文体が自分には重いというか入ってきにくいというか。
他のも読むかは迷うところ。









































