空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫)
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空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む
角幡 唯介
チベットのツアンポー峡谷に挑んだ探険家たちの旅を追い、筆者も谷を踏破。もう一度訪れたいと再び挑むが、想定外の出来事の連続に旅は脱出行と化す。第8回開高健ノンフィクション賞受賞作。
神々の山嶺(上) (集英社文庫)
夢枕 獏
カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうか、という登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。カメラの過去を追っ...
空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)
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事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠はない―。激しさを増すホープグループの妨害。赤松は真実を証明できるのか。社員、そして家族を守るため...
世界のシワに夢を見ろ! (小学館文庫)
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何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)
中村 文則
施設で育った刑務官の「僕」は、夫婦を刺殺した二十歳の未決囚・山井を担当している。一週間後に迫る控訴期限が切れれば死刑が確定するが、山井はまだ語らない何かを隠している―。どこか自分に似た山井と接する中で...
三つ星半。作者の思い入れ強し。この後どのように旅を続けるのか。他人事とはいえ心配になってくる。
チベット奥地にある秘境「ツアンポー渓谷」の「空白の5マイル」への単独行を成し遂げた著者のノンフィクション。著者の青春時代、ツアンポー冒険史、ダニや寒さと戦いながらの極限的状況、現地人との駆け引き等を降りまぜつつ、ドキドキしながら読める。一方で、荒唐無稽ドキドキわくわくなら、河口慧海「チベット旅行記」の方が上だし、登攀・冒険的ノンフィクションが文学にまで昇華されているという点ではレビュファ(「星と嵐」等)や星野道夫の一連の著作に軍配があがると思う。位置づけが全く違うので、単純に比較してはいけないが・・・。既に世界には前人未踏の場所・ロマンが無くなりつつある中での冒険家の立ち位置、悲哀といったものにも、感じざるを得なくもないが(何となく小物感がある)、他の著書も読んでみたい。