空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫)
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三つ星半。作者の思い入れ強し。この後どのように旅を続けるのか。他人事とはいえ心配になってくる。
チベット奥地にある秘境「ツアンポー渓谷」の「空白の5マイル」への単独行を成し遂げた著者のノンフィクション。著者の青春時代、ツアンポー冒険史、ダニや寒さと戦いながらの極限的状況、現地人との駆け引き等を降りまぜつつ、ドキドキしながら読める。一方で、荒唐無稽ドキドキわくわくなら、河口慧海「チベット旅行記」の方が上だし、登攀・冒険的ノンフィクションが文学にまで昇華されているという点ではレビュファ(「星と嵐」等)や星野道夫の一連の著作に軍配があがると思う。位置づけが全く違うので、単純に比較してはいけないが・・・。既に世界には前人未踏の場所・ロマンが無くなりつつある中での冒険家の立ち位置、悲哀といったものにも、感じざるを得なくもないが(何となく小物感がある)、他の著書も読んでみたい。