
七つの証言 - 刑事・鳴沢了外伝 (中公文庫)
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とにかく、あの鳴沢了が久々に帰ってきた!短編集だろうが、第三者視点だろうが、外伝なんだしコレはコレでいいんじゃないかと。。。。
シリーズとしては数年前に終わったものの、他のシリーズ内でも伝説的(?)な刑事としてその存在感を残してきただけに、今回みたいな形での復活はアリでしょ。
…ま、鳴沢了シリーズや他の堂場作品を読んでない人にお勧めできる作品じゃないのは確かだが。。。
元々の本編を読んでから時間が空いてる事もあるし、今までの一人称とは違う視点で描かれてる事もあって、思い描いていた鳴沢了という人物像は少し変わったかもしれない。一人称だと本人の考えがあっての行動だと理解できてただけに、他人から見ると想像以上に無口で猪突猛進なキャラなんだと改めて認識させられたし、家庭を持った事で本人の考え方にも変化があったからかもしれないが…
それでも、懐かしいキャラクター達が再登場してくれて、その関係性なども含めた『その後』のストーリーが展開されているのはやっぱり素直に楽しめた!
登場人物たちの関係性で言うと、他作品のキャラクター達との絡みについてはついつい妄想が膨らんでしまう。。。
『瞬断』で初対面した高城と、ケータイでやり取りするまでの間柄になった『分岐』までの間には一体どんな経緯があったのか?
小野寺冴に大友鉄を紹介しようとしてるが、そもそも紹介できるほどに大友を知ってるのだろうか?少なくとも、大友が好んで鳴沢に近づく事はなさそうだけど、、、、
…等々と、堂場ワールドとしての愉しみも詰め込まれていて、思わずニヤリとさせられてしまうような作品だった!!


たいしたことない
