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資本論を読む〈上〉 (ちくま学芸文庫)

資本論を読む〈上〉 (ちくま学芸文庫)

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3人が登録
316回参照
2011年1月30日に更新

書籍情報

ページ数:
409ページ
参照数:
316回
登録日:
2010/11/27
更新日:
2011/01/30

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📝 レビュー (H. Tarkunさんのレビュー)

レビュー:
問い:「いかなるメカニズムによって認識の対象の生産は、思考の外で現実的世界のなかに実在する現実的対象の認識的獲得を生産するのか。」

マルクスは、労働の剰余価値を利潤として蓄積し、自己増殖する資本の恐ろしさを説明しようとしたのであろう。しかし、彼は豊かな中間層による大衆消費社会の到来は予言できなかった。そして、それは蓄積した資本によって可能になったのだと思う。大衆消費社会が開花し始めた歴史を知りたくなった。

ピエール・マシュレーの稿は、比較的理解しやすかった。

商品は物としての価値=使用価値を内在する。が、交換価値は交換のプロセスにおいてのみ現出し、交換システムの中に商品を従属させる。

三角形の質や特性を捨象して計算されるのが面積であるのと同様に、商品の本質=使用価値を捨象して得られるのが交換価値である。

現代では、物が介在しないサービスが経済に占める割合が高まっている。これは、価値が物自体の中には存在しない何かであると結論付けたマルクスの理論の正しさを示しているのかもしれない。

読書履歴

2011/01/30 409ページ
2011/01/30 349ページ
2011/01/27 330ページ
2011/01/27 295ページ
2011/01/25 282ページ うーむ。難解…
2011/01/23 240ページ 賃金は、「労働」の価値ではなく、価値を創造する「労働力」の価値を表現する。
2011/01/17 209ページ 具体的労働と抽象的労働…難解だ
2011/01/13 182ページ
2011/01/13 169ページ 古典経済学が現実の説明にすぎないのに対し、マルクスは労働者の貧困化への対処を考えたのか
2011/01/11 145ページ かなり難解:特定のイデオロギーに制限されることなく認識のメカニズムを明らかにしたい…ということか

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問い:「いかなるメカニズムによって認識の対象の生産は、思考の外で現実的世界のなかに実在する現実的対象の認識的獲得を生産するのか。」

マルクスは、労働の剰余価値を利潤として蓄積し、自己増殖する資本の恐ろしさを説明しようとしたのであろう。しかし、彼は豊かな中間層による大衆消費社会の到来は予言できなかった。そして、それは蓄積した資本によって可能になったのだと思う。大衆消費社会が開花し始めた歴史を知りたくなった。

ピエール・マシュレーの稿は、比較的理解しやすかった。

商品は物としての価値=使用価値を内在する。が、交換価値は交換のプロセスにおいてのみ現出し、交換システムの中に商品を従属させる。

三角形の質や特性を捨象して計算されるのが面積であるのと同様に、商品の本質=使用価値を捨象して得られるのが交換価値である。

現代では、物が介在しないサービスが経済に占める割合が高まっている。これは、価値が物自体の中には存在しない何かであると結論付けたマルクスの理論の正しさを示しているのかもしれない。

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