
書籍情報
- 著者:
- 牧山 圭男
- ページ数:
-
220ページ
- 参照数:
- 37回
- 更新日:
- 2012/06/10
- 所有者:
-
hideotyanさん
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📝 レビュー (hideotyanさんのレビュー)
レビュー:
白洲次郎・正子夫妻、著者である牧山圭男・桂子夫妻とも、家族ぐるみのお付き合いをされている青柳恵介氏(国文学者)による、本書についての文章が新潮社『波』で紹介されています。 ──(前略)──言わば、白洲家にまぎれた牧山圭男さんの日常がつづられたのが『白洲家の日々 娘婿が見た次郎と正子』だ。いつか圭男さんは「白洲次郎一人でも付き合うのが大変なのに、そして白洲正子一人でも付き合うのが大変なのに、その二人と日常をともにするのはさぞかし大変でしょうとよく言われるが、そんな大変を感じたことがない。台風の目に入ってしまうと案外静かなものですよって僕は答えることにしている」と語ったことがあるが、台風の目は動く。台風の目がどこにあるか、客観的に判断する能力に
圭男さんが恵まれていることを、私は本書を読んで強く感じた。
──(中略)──
白洲次郎は一九〇二年生まれ、白洲正子は一九一〇年生まれ、供に 現存していればゆうに百歳を超えている。昔の人と言うべきである。しかしこの本で語られている二人の時代を超えた新しさは、若者に訴える力を持っている。本書を一気呵成に読み終わり、私は本を閉じながら夫婦って何だろうなと目を宙に浮かべたことであった。
新潮社『波4月号』青柳恵介「台風の目に入る」より抜粋
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圭男さんが恵まれていることを、私は本書を読んで強く感じた。
──(中略)──
白洲次郎は一九〇二年生まれ、白洲正子は一九一〇年生まれ、供に 現存していればゆうに百歳を超えている。昔の人と言うべきである。しかしこの本で語られている二人の時代を超えた新しさは、若者に訴える力を持っている。本書を一気呵成に読み終わり、私は本を閉じながら夫婦って何だろうなと目を宙に浮かべたことであった。
新潮社『波4月号』青柳恵介「台風の目に入る」より抜粋
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