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ララピポ (幻冬舎文庫)

ララピポ (幻冬舎文庫)

奥田 英朗

この本の所有者

30人が登録
59回参照
2012年5月7日に更新

書籍情報

ページ数:
325ページ
参照数:
59回
登録日:
2012/05/07
更新日:
2012/05/07
所有者:
Miku Mikuさん

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内容紹介

みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。
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📝 レビュー (Mikuさんのレビュー)

レビュー:
登場人物に哀れな気持ちも、軽蔑も、苛立ちも感じたけど、最後のビデオ屋の「カンヌに出展したいくらい」とか言うセリフにはフいた。彼の言うとうり底辺の人間の話。
—世の中には成功体験のない人間がいる。何かを達成したこどなければ、人から羨まれたこともない、才能はなく、容姿には恵まれず、それでも人生は続く。この不公平にみんなはどうやって耐えているのだろう。a lot of people—
最後のスカウトの男が希望を表していたー男はあくまで明るかった、この男は前向きに生きているー
テープリライターの女が欲に走らなかったところもよかった。欲は人を自滅させる。

最近は小説を読んでいると作者がどういう人物なのか、考えてしまうようになった。

読書履歴

2012/05/07 325ページ

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