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交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)

交錯―警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)

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(4.5)
4人が登録
22回参照
2012年4月19日に更新

書籍情報

ページ数:
420ページ
参照数:
22回
登録日:
2012/04/19
更新日:
2012/04/19
所有者:
MD MDさん

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内容紹介

白昼の新宿で起きた連続殺傷事件―無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。だが男は、そのまま現場を立ち去り、そして月日が流れた。未解決事件を追う警視庁追跡捜査係の沖田大輝は、犯人を刺した男の僅かな手がかりを探し求めていた。一方、同係の西川大和は、都内で起きた貴金属店強盗を追って、盗品の行方を探っていた。二人の刑事の執念の捜査が交錯するとき、それぞれの事件は驚くべき様相を見せはじめる。長篇警察小説シリーズ、待望の第一弾。
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読書履歴

2012/04/19 420ページ

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堂場作品としては珍しいコンビもの。。今までの主人公たちは状況こそ違えど何かしらの孤立感を漂わせて癖のあるキャラクター設定だったが、本作では本人たちの不本意とはいえ、同等の立場での"相棒"がいて(まぁ、コンビを組んでる2人もこれまたそれぞれに孤立感があって癖もあるのだが…)、それが会話や展開のテンポ良さを感じさせる要因となっている。
独り身で行動的な猪突猛進型の沖田と、家庭重視で頭脳的な理論主義型の西川といった対照的な2人の刑事の姿が特徴的であり、またこの凸凹感が作品を魅力的にしてると感じられた。
…なんで今までコンビものは書かなかったんだろ、堂場さん。。

ストーリー的にも通り魔殺人犯を裁き、少年の命を救った身元不明の人物(犯人)を追って2つの事件が絡み合う様はよく練りこまれたプロットだったかと。。。まぁ、途中でオチが読めてしまいはしたけど、その部分も含めていがみ合う2人が交わっていく流れや事件の展開は必然性に基づいた構成になっていて不快感の残らないまとまった仕上がりになっていた。
贅沢をいえば、事件性を突き詰めて"正義"か"悪"みたいな要素、そして犯人の心理的部分にも立ち入ってみてもよかったような気がしたが。。。まぁ、そういったテーマを付加し過ぎると堂場作品としての"らくし"が失われてしまうのかもしれないけど…。。。

何れにしろ、今後の2人の関係性がどう進展していくのかなど、楽しめそうな要素が揃ってるシリーズだ。
ちなみに今回のタイトルが2つの事件での"交錯"とコンビを組んだ2人の"交錯"とを掛けられているなら、コンビものとして次作以降のタイトルはどんな熟語でくるのかも楽しみの1つだ。
しかし、色々なシリーズものがあるだけに、それぞれの続編はいつになったら読めるんだろうか??

Santa0913
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